蒸気パンＨＰ/川越地区消防局特殊災害訓練＠埼玉県川越市

埼玉県ドクターヘリ＆埼玉県防災航空センター、初のコラボレーション実現　か？(東スポ風)

同じ日に同じ場所でドクヘリシミュレーション予定と防災航空センターの訓練参加予定が入っているらしく(~ｰ~)ﾆﾏ

川越運動公園陸上競技場。

ココの自由広場は埼玉県防災航空センターの指定場外になっており、５年前のワールドカップ開催直前に、埼玉スタジアム２００２での集団災害対応訓練で、越谷防災基地から埼玉医大への救急搬送訓練が行なわれたりしてます。

8:54
訓練は９時半から。その前になにか飛んできたー?!と思ったら、新日本ヘリコプターさんのJA6055/B206L3でした。
ホンダエアポートへ向けて飛んでいきました。

9:28
まもなく訓練開始。
訓練想定は「某Ｓ学園のグラウンドで、何者かにより競技観戦中の観客に対して有毒物が撒かれ、傷病者が多数発生している」というもの。
どっちかというと、メインは陸上競技場内ではなくて、救助された後の除染やトリアージが行われる、このパイロンで仕切られたエリアになるみたい。

9:36
埼玉県防災航空センター「あらかわ１」(JA31TM/AS365N3)が登場。
今日は上空偵察のみのようです。

9:39
数周旋回して、現場全体の状況を現場指揮本部に伝えてミッション終了。ホンダエアポートへＲＴＢ。
おつかれさまでした(^^)o

9:39
先着隊がガスの濃度を測定しながら現場へのルートを設定。

9:43
後続隊も続々と到着して現場へ。

9:43
救急隊も汚染防止の上衣で登場。

9:44
比較的淡々と進んでいた競技場外ですが、突然、スタンドから「人が倒れてんだよー、早く来てくれよー」と大声で叫ぶ声が^^;
「すぐ救助に行きますからー！落ち着いてー！」とスタンドに向かって声掛け。

これも訓練想定なんでしょか？急に騒然としてきました。

ドクターヘリ登場。

9:46
出場要請を受けた埼玉県ドクターヘリが埼玉医大川越総合医療センターを離陸。

9:48
安全管理確認済みっ！

直線で１キロくらいなので、すぐに到着。

9:49
アプローチ。

で、着陸。

オッケーイ！

整備さんが降りて、キャビンのスライドドアをオープン。

ドクターが現場指揮本部へ。
今日はフライトナースの同乗はなかったみたいです。

9:54
陸上競技場をバックに。
スタンド最上段に居るのが、風上側に避難して救助待ちの皆さん。

9:59
競技場から助け出された要救さん。苦しそうです。

これより除染。

10:04
現場指揮本部。

10:05
資材を積載した「南古谷警防１」が到着し、これよりトリアージテントの設営開始。

10:05
埼玉ＤＭＡＴの方々はトリアージタグの確認中。

10:09
ブルーシートを敷いた上にテントを広げて、膨らませるためのガスボンベを接続。

10:11
ガス注入開始。膨張中、膨張中。

10:14
ジャーン☆　トリアージテント２棟完成。
この後、手前のブルーシートにも１棟立ちました。

ドクターヘリ撤収。

10:19
そろそろ動きがありそうな気配。

10:21
エンジンスタートして、搬送待ち。

10:22
ドクターが走ってきて、整備さんになにやら指示。

10:23
離陸！
今回は搬送なしで、ドクターも現場に残して(近いですし^^;)、埼玉医大に戻ることになったようです。

10:23
おつかれさまです。

10:24
上昇(ランドスケープモード)。

10:24
上昇(ポートレートモード(笑))。

10:23
向きを変えて。

10:25
まもなく基地病院ヘリポートに着陸。
中央防災基地・平方スポーツ広場の記録を塗り替えて、これまでで一番短いフライトだったのでわ(^^?

そして訓練は終盤。。

10:28
報道発表シミュレーション。
大規模・特殊災害で起こりうるこういう事への対応も訓練が必要なんでしょうね。

10:32
化学防護服で完全武装した救助突撃部隊も撤収。

10:34
除染完了。

10:36
風上に避難して、毒物の影響を受けなかった皆さんは、スタンドから自由広場に誘導され、ここで待機。

10:39
トリアージテントや除染テントやらを運んできた川越地区消防局の資機材車両。
手前から「名細警防１」、「川越北警防１」、「川越中央警防１」。
そういえばみんな「川越ナンバー」だったので、比較的最近導入されたクルマみたいですね。

10:40
防護服を脱ぎ始めるところ。
夏場だったら絶対に熱中症になっちゃいますね(^^;

10:51
２回目の報道発表シミュレーション。

この後、陸上競技場内で行なわれた閉会式で訓練はすべて終了。
最初に「中はちょっとねえ(^^;」と受付で言われていたので、こちらはこれにて撤収しました。

終わってみれば防災＆ドクヘリの２機並び連携は実現しませんでしたが、人的交流(若干大袈裟(笑))は実現出来ていたようなので、次に期待しませう。